2015.10.23
カテゴリ:健康
タバコを吸わなくなってから起きる体の変化
禁煙をするつもりで過去に書籍を元にメモしておいた「体からニコチンが抜けていく様子」の記事の引越しをした。他にも引越しできる内容があることに気がついたが、情報の一元化をするかどうかは検討中。
20分~9ヶ月経過まで
- 20分経過
- 血圧が正常になる。
- 脈拍が減る。
- 血流が回復し、手足の温度が上昇しはじめる。
- 約半数の人に、うつ、集中力の低下、約4分の1の人に、夜間覚醒が表れる(ニコチン離脱症状)
- 8時間経過
- 酸素濃度が上昇して呼吸が楽になる。
- 心臓発作の確立は低下する。
- 24時間経過
- 血液中の一酸化炭素濃度が正常になり、肺は不純物を除き始める。
- 離脱症状は、ここからの48時間がもっともつらい。
- 48時間経過
- 味覚や臭覚が回復する。
- 体内のニコチンは完全に消失。
- 72時間経過
- 喫煙刺激による気管の狭窄(きょうさく)*1がとれ、呼吸量がふえて息をするのが楽になる。
- 肺気腫(男性喫煙者の約50%以上に認められる)の病的な進行が止まる。
- 2週間から3ヶ月経過
- 血液の循環がよくなり、歩行が楽になる。
- ほとんどの離脱症状は消失。
- ストレスレベルも低下する。
- 3ヶ月から9ヶ月経過
- 咳の回数が減り、鼻づまりがおきにくくなる。
- 疲れにくくなり、息切れも軽減する。
- 気道のお掃除機構である気管のせん毛が再生してくるので、気道内はクリーンに保たれるようになり、呼吸器の感染症にかかりにくくなる。肺機能も5~10%改善するといわれている。
参考文献
- 「99%禁煙できる本」P140から抜粋。
- 著者:阿部眞弓